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遠藤周作の沈黙 沈黙はキチジローか? 感想とあらすじ動画も期待! [芸能]

遠藤周作の小説「沈黙」は、17世紀江戸時代初期のキリシタン弾圧についてを描いています。

マーティン・スコセッシ監督により映画化されるとの噂が1990年代からあったようですが、ようやく公開の目途がついたようです。

日本からは窪塚洋介さん、浅野忠信さん、イッセー尾形さんらが出演する予定です。


20年越しの公開実現までの紆余曲折も含め、あらすじなども調べてみました。


あらすじ

島原の乱が治まりつつあったころ、キリスト教イエズス会の高名な学者クリストヴァン・フェレイラが、布教先の日本での激しい弾圧に屈したという報せがローマに届けられた。

フェレイラの弟子であるセバスチャン・ロドリゴとフランシス・ガルペは日本に潜入する前に立ち寄ったマカオで、日本人、キチジローと出会う。

キチジローの案内で五島列島に潜入したロドリゴは隠れキリシタンたちに歓迎されたものの、やがて長崎奉行所に追われる身となってしまう。

幕府からの処刑により、殉教する信者たちを前に、潜伏中のガルペは思わず彼らの元に駆け寄ってしまい、命を落とすこととなった。

ロドリゴはひたすら神の奇跡を祈るが、神は「沈黙」を守るのみ。

ロドリゴは逃亡していたが、裏切ったキチジローに密告され、捕らえられる。

ロドリゴは長崎奉行所で師のフェレイラと出会う。

さらにかつては隠れキリシタンであった長崎奉行の井上筑後守との対話により、日本人にとってキリスト教は必要なのかという命題を突きつけられる。


神の加護による殉教を期待しながら牢につながれたロドリゴに、フェレイラは自らと同じように棄教するように説得をする。

ロドリゴは説得には応じず、彼を悩ませていた「いびき」のような音を止めてくれと叫ぶ。

フェレイラは、その音は「いびき」ではなく、拷問されている信者の声であり、彼らはすでに棄教を誓っているが、ロドリゴが棄教しない限り許されないことを告げた。

自らも棄教し、苦しむ人々を救うべきか、自分の信仰を守り抜くのか、究極のジレンマにロドリゴは、実は師のフェレイラも棄教したのは同じ理由であったことを知る。

ロドリゴはついに踏絵を踏むことを受け入れる。

そのとき踏絵のなかのキリストが「沈黙」を破り語りかけるのだった。


紆余曲折

1990年代から数度、撮影開始のニュースが報じられることもあったが、都度延期となってしまい、映画の制作会社からスコセッシ監督が訴えられるという事件もあったようです。

延期の影響をうけ、出演予定であった渡辺謙さんも(スケジュールの調整が困難だったのか)出演を断念しています。

撮影現場では、セット建設中の作業員が死傷したり等のトラブルもあったようです。



マーティン・スコセッシ監督の代表作

ギャング・オブ・ニューヨーク(2002年)

救命士(1999年)

グッドフェローズ(1990年)

タクシードライバー(1976年)


映画化の感想

日本の小説作品ながら外国人宣教師の心情を描いた作品なので、日本人視点の感想と外国人視点の感想とのギャップがどうか、気になるところです。

動画で観るときの映像と、読書中にイメージする映像も、自分の想像とどう違うかも楽しみです。
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