ガラケー(ガラパゴス携帯)生産終了で料金はどうなる? [話題]
2015年4月24日、日経新聞が報じた「ガラケー生産終了」で、通話だけで使いたいユーザーを中心に困惑が広がっています。
基本料金が高くなるのではないか
高齢者が使える携帯がなくなるのではないか
通話だけで使いたいのに・・・
との声が多くを占めているようです。
引用(http://stat.news.ameba.jp/)
ガラケー生産終了の理由
①スマートフォンの普及
総務省発表の「情報通信白書」(平成26年版)によると、スマートフォンの世帯普及率は平成24年末が49.5%、これが平成25年末の一年間で62.6%と13%以上の急上昇をしています。
引用(http://image.news.livedoor.com/)
②生産者側の事情
数年前より、東芝、NEC、パナソニックといったかつての携帯電話の主要メーカーも撤退や縮小をしているように、今や携帯電話は生活必需品でありながらも、生産側としてはあまりうま味のある事業でもない様子が伺えます。
①のようにスマートフォンの普及が進むと、一部の方にしか購入してもらえないガラケーを生産するコスト負担が大きいのだと思います。
引用(http://lh4.ggpht.com)
③ケータイキャリアの事情
ドコモ、au、ソフトバンクに代表させるケータイキャリアの収益はというと、ユーザーの使用する通信料になります。
「ARPU」(アルプ、アープ)とも呼ばれ、ユーザー一人当たりの月間の通信料が多い少ないで、キャリアの収益が違ってくるわけです。
スマートフォンの場合は、基本使用料と通信料合わせて7千円~8千円なのに対して、ガラケーの場合は基本使用料と通話料のみだと千円程度からとなりますので、その差は大きいですよね。
①~③がガラケー生産終了の理由として代表的なものとなります。
いつから使えなくなるの?
生産終了となるのが2017年で、その先1年~2年は販売され、そのガラケーの保守対応等が終わるまでと仮定すると2025年~2030年頃でしょうか。
ケータイキャリアの意向次第なので、勝手な予想ですが。
ガラパゴス携帯
日本は独自路線で携帯電話を高機能化させ、ワンセグ、おサイフケータイ、ゲームなどを詰め込みました。
一つの端末であれもこれもできる! これは世界基準になるはずだと期待されたものの、世界の需要と日本の需要と違いがあったのか、日本での普及のみとなりました。
ガラパゴス諸島と同じように独自の進化、独自の体系で孤立してしまったという訳ですね。
引用(http://marupin.net/wp-content/uploads/2014/01/img001707.jpg)
通話しかしない方、高齢者の方はどうしたらよいか?
通話しかしない方で高齢者の方となると、主に「電話を受けるだけ」の持ち方が考えられます。
受けるだけなので、基本使用料のみ必要で、通話料はかけた側負担。
もしドコモ、au、ソフトバンクの主要キャリアが完全にスマホ、スマホ向けのプランしか残さなかった場合は、どこかの新興キャリアが対応したサービス提供をするのを期待しましょう。
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タグ:ガラケー 生産終了
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